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鉄瓶でより美味しい白湯を(健康的な身体を毎日の習慣から)

鉄瓶は、江戸時代後期から親しまれるようになった鉄製の湯沸かし器です。
中でも南部鉄器の鉄瓶は有名です、南部鉄器は伝統工芸品にも選ばれており、それで沸かしたお湯は一味も二味も違います。

鉄瓶で沸かしたお湯は昔から美味しいと評判で、鉄分が溶け出すことでまろやかさを生んでくれます。また、水道水のカルキが鉄瓶に付着し、より美味しさを作り出してくれます。

使い込んだ鉄瓶はカルキで白い湯垢が付着しており、また、鉄瓶自体の色も錆と湯垢でそれぞれのエイジングを醸し出してくれます。

鉄瓶の特徴

  • 材質は全て鉄
  • 鉄瓶の鉄が溶けだし、鉄分を含んだお湯になる
  • お湯がまろやか
  • 丈夫で割れにくく、長年愛用できる
  • 独特なお手入れ方法が必要
  • 自分だけの鉄瓶へと育てられる

鉄瓶を使う一番のメリットは、普通の水道水を健康的で飲みやすくしてくれるという点です。
また、長く愛用することができ、使えば使うほど味が出るというのも鉄瓶の魅力の一つです。

使用する前に知っていて欲しい事

鉄瓶を使用する上で気を付けなければならないのが、鉄瓶特有のお手入れです。

鉄瓶の内部には金気止めという処理がされており、錆止めとしての役割があります。
この皮膜が使っていくうちに剥がれてきてしまいます。これをカバーするために「湯垢」を鉄瓶内部に付ける必要があります。

湯垢とは水の中に含まれているミネラルやカルシウムの成分で構成される薄い膜のことで、湯垢が付着すると白く変色していきます。
ミネラルが豊富な外国のミネラルウォーターなどを使うことが早く湯垢を付けるコツです。
早くて数週間で付いていきますが、浄水器などを使って水をろ過すると十分なミネラルが含まれておらず一向に湯垢は付かないので、気を付けなければいけません。

初めて使う時

  1. 鉄瓶の内部を軽くすすぎます
  2. 水を鉄瓶に入れ、弱火で沸騰させていきます
  3. 沸騰後、内部の水を捨てます
  4. 水の濁りがなくなるまで、2-3を何回か繰り返します
  5. 濁りがない状態になりましたら、通常のお湯としてお使いいただけます

注意点:水以外のもので沸かさないでください。
また、中身の水はそのまま使い切り、残した状態で放置しないことです。(錆の原因となります)

使用後のお手入れ方法

  1. 鉄瓶がまだ熱を帯びているうちに中身の水を捨てます。
  2. 蓋を外し、通気性・換気のいい場所で乾燥させます。
  3. 鉄瓶が既に冷めている時は、弱火で少しだけ熱します。(強火はNG)

鉄瓶が熱いうちに乾燥させることで、余熱によって内部の水分を蒸発させてくれます。
既に余熱がない場合は軽く弱火で温めましょう。強火で空焚きは負担が大きすぎるので絶対にしないでください。

以上が鉄瓶のお手入れ方法ですが、洗剤やスポンジなどで洗わなくていいのかと疑問が起きるかと思いますが、鉄瓶を使う上で湯垢を取り除くことは絶対NGなので乾燥させるだけで十分です。

鉄瓶を使う上で重要な点

  • 浄水を使わない
  • 水以外使わない
  • 中身を残したまま放置させずに、余熱で乾燥させること
  • 鉄瓶の内部を洗ったり、触れてはいけない

以上4点がとても重要です。ですが、こられを守っていけば自分だけの鉄瓶生活を満喫できます。

また、鉄瓶内部に湯垢ではなく、赤錆が出来てしまった場合も沸騰したお湯が濁っていない限り問題はなく、濁っていた場合も初めて使う時のように沸騰させて捨てる繰り返すと濁りがなくまります。

取り扱い鉄瓶